大牟田で井戸を利用されている方にとって、水が出なくなるというのは大きな問題です。
普段通り使えていたのに、ある日突然水が出なくなる、あるいは水の量が少なくなることは珍しくありません。

「井戸の調子が悪いけど、どうしたらいいかわからない…」
「業者に頼むべきか迷っている」
そんな大牟田地方のために、井戸の水が出ない・水量が減る原因についてお話ししたいと思います。
大牟田で井戸の水が出なくなる主な原因
井戸の水が出なくなる、水量が減るという症状の原因とはいろいろあったりします。
地域性もあったり、使用頻度などもあったりします。
そんな、井戸の水が減る、出にくくなるといった事の原因を紹介すます。
1. 地下水位の低下
井戸は地下水を汲み上げるものですが、地下水位が下がると十分な水が確保できなくなります。
特に長期間の雨不足や、周辺での地下水の利用が増えると、水量が減ることがあります。
2. 井戸の目詰まり
井戸の内部には、砂や鉄分、マンガンなどの成分が蓄積することがあります。
これがストレーナー(吸水口)に詰まると、水を吸い上げる力が弱くなり、水量が減る原因になります。
3. ポンプの故障
ポンプのモーターが焼き付いたり、インペラ(羽根車)が摩耗すると、正常に動作しなくなります。また、長期間使っていると、パーツが劣化して吸い上げる力が弱まることもあります。
4. 吸水管やバルブのトラブル
吸水管にヒビが入ったり、接続部分が緩んで空気を吸い込んでしまうと、水が出なくなることがあります。また、バルブが閉じたままになっていたり、内部で詰まりが起こることもあります。
5. 地盤沈下や地下水の枯渇
周囲の土地の沈下や、長期間の地下水利用によって水脈自体が変化し、水が出なくなるケースもあります。特に新しい建物が周辺に建つと、地下水の流れが変わることもあります。
6. フィルター・ストレーナーの詰まり
井戸ポンプには、異物を取り除くためのフィルターやストレーナーが設置されています。これらが目詰まりを起こすと、揚水量が減少する原因になります。
定期的な清掃や交換が必要です。
7. エア噛み(空気混入)
ポンプが適切に水を吸い上げられず、空気を噛んでしまうと、揚水がうまくいかなくなります。
吸水管の接続部分が緩んでいる場合や、水位が下がりすぎた場合に起こります。
8. 電気的なトラブル
ポンプが正常に作動していない場合、電源のトラブルやブレーカーの作動が原因であることもあります。
簡単に確認できることもありますので、一度チェックしてみるとよいでしょう。
では水量が減ったり出なくなったら、どう対処すればいい?

まずは 「何が原因か?」 を見極めることが大切です。
結局電話いただいたとしても、以下の事をお聞きする事になるからです。
- ✔ ポンプのスイッチを入れ直してみる
- ✔ 配管に水漏れがないか確認する
- ✔ 井戸の水位をチェックする
- ✔ 井戸の使用頻度や環境の変化を振り返る
- ✔ フィルターやストレーナーを清掃・交換する
- ✔ ブレーカーが落ちていないか確認する

それでも改善しない場合は、専門の知識が必要になります。
その際は、まずはお気軽にご相談ください。
そして、確認していただいたことを、お伝えいただけると、話がとても早くなるので、結果的に水量が減る、または出ないという事にも対応しやすくなったりします。

というわけで「井戸の水が出ないのはなぜ?」「ポンプの故障か、地下水の問題か分からない…」そんな時は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせいただいても、すぐ仕事の依頼をしなければいけないというわけではありません。
すぐに修理や工事が必要とは限りません。まずは状況確認となります。
先ほどもお伝えしましたが、確認いただいている項目で現状分かる範囲でいいのでおしえていただければと思います。
ちょっとしたメンテナンスで改善する場合もあります。

「相談したら、すぐに工事を勧められるのでは…?」と心配されるかもしれませんが、私たちはまず 「状況を見極めること」 を大切にしています。
ご自身でできる確認方法や、メンテナンスのポイントについてもお伝えしますので、お気軽にご相談ください。
あなたの井戸が長く安心して使えるように、少しでもお役に立てればと思います。