

そのような症状は、地中配管からの漏水かもしれません。
今回は、地面の下に埋設された配管から発生した漏水の修理事例をご紹介します。
地中の配管は普段見えないため、漏水が起きてもすぐには場所を特定できないことがあります。
周辺の濡れ方や配管の位置を確認し、必要な範囲を掘りながら漏水箇所を探していきました。
地中の漏水で見られる主な症状
地面の下で漏水している場合、蛇口の水漏れのように漏れている場所を直接見られるとは限りません。
次のような変化が続くときは、地中配管から水が漏れている可能性があります。
- 晴れた日でも同じ場所が濡れている
- 地面の一部だけが柔らかい、ぬかるんでいる
- 水を使っていないのに水道メーターが動いている
- 普段と使い方が変わらないのに水道使用量が増えた
- 地面や床下から水が流れるような音がする

気になる状態が続くときは、早めにご相談ください。
今回行った漏水修理の流れ
1.配管の位置と濡れている範囲を確認
まずは地面の濡れ方と、埋設されている配管の位置を確認しました。
漏水した水は土の中を移動するため、地表が濡れている場所の真下に原因があるとは限りません。周囲の状況を見ながら調査範囲を絞ります。
2.必要な範囲を掘って配管を露出
配管を傷つけないように注意しながら地面を掘り、埋設配管を確認できる状態にしました。

掘削後、配管の周囲に水がたまっている状態を確認しました。


必要以上に掘ることなく、作業できる範囲を確保します。
3.漏水している配管部分を取り外し
漏水箇所を確認した後、修理が必要な配管部分を取り外しました。

配管の傷み方や漏水原因は現場ごとに異なります。
今回の画像だけでは原因を断定できないため、実際の状態を確認しながら必要な修理を行っています。
4.新しい配管でつなぎ直し
取り外した部分へ新しい配管を接続し、既設配管をつなぎ直しました。

接続後は、配管から水が漏れていないかを確認することが重要です。

通水後に接続部分を確認し、漏れが止まっていることを確かめます。
5.修理後の周辺を確認
配管修理後は、周辺に新たな漏れがないかを確認します。

動画で見る地中配管の漏水修理
写真だけでは分かりにくい現場の状況や、配管を確認して修理する様子は動画でご覧いただけます。
地中の漏水を放置するとどうなる?
地中の漏水は見えにくいため、「少し地面が濡れているだけ」と様子を見てしまうことがあります。
しかし、そのまま水が漏れ続けると、水道使用量の増加や地面のぬかるみ、周辺設備への影響につながる可能性があります。
- 漏れる水の量が徐々に増える
- 水道使用量や料金に影響する
- 地面が柔らかくなり、沈みやすくなる
- 建物や周辺設備へ水が回り込む
- 修理範囲が広がる可能性がある

違和感を見つけた段階での相談がおすすめです。
漏水の相談時に伝えていただきたいこと
お問い合わせの際は、分かる範囲で次の内容をお知らせください。
- 濡れている場所
- いつ頃から気になっているか
- 晴れた日も濡れているか
- 水道メーターが動いているか
- 水道使用量に変化があるか
- 現場全体と濡れている場所の写真
すべて分からなくても問題ありません。
地面の濡れが続いている場合は、無理に掘ったり配管へ触れたりせず、そのままの状態が分かる写真をご用意ください。
地面の濡れや水道使用量の変化が気になったら
地中配管の漏水は、見た目だけで場所や原因を判断することが難しいトラブルです。
「いつも同じ場所が濡れている」
「水を使っていないのにメーターが動く」
「水道使用量が急に増えた」
このような症状がありましたら、早めに状況をご相談ください。


