お世話になります。
佐賀・久留米の水道屋のえがしらです。
今回のご依頼は佐賀市の方で「畑に蛇口を作りたい」とのご依頼です。
佐賀でいろいろ水回りの事で沢山の方からお仕事を頂いていますが、最初お問い合わせを頂いたときには、どういう意味かなと思いました。
ある程度電話で話を伺ったあと、時間をあわせて、お客様の元へ行き状況を聞いたり直接見せていただきました。
お問い合わせいただいた経緯を簡単に紹介
畑に蛇口を取付できないかな?
わかりました。
畑に水をやるためですよね?
そうそう。
もうしんどくてね…
水やり大変って聞きます。
家のほうからホースで
引っ張ったほうがお金も
かからなくていいのでは?
家から引っ張ったら
水道代がかかるやろ。
ん?
………
あーなるほど井戸があるんですね。
そうなんよ。
井戸があるけんわざわざ水道使うこともないやろ
それに野菜にはカルキの入っていない井戸水がいいとよ
なるほど。
たしかに野菜には塩素が入っていないほうがよさそうですね。
水やりってかなり水を使うみたいですからね。
水道代を気にしなくていいですからね。
そうなんよね。
佐賀のご依頼者様の井戸周辺の現状
道を挟んで反対側にある井戸から畑まで道を横切って蛇口を引っ張りたいとのこと。
なかなかの難題です。
井戸の横にある小さな送りポンプで送っているそうです。
そして畑の黄色い桶に一度水を溜めて、それをジョウロですくって撒く…
この繰り返しだそうです…
公道の下に水道管を引くわけにもいきません…
今までは水やりはどうされていたんですか?
ほら、井戸の横に送りポンプがあるやろ?
それで桶にためてジョウロでやりよるよ
ジョウロでですか?
それは大変だ…
いや、別にそれが普通やけんそれでよかったとよ。
雨が降れば溜まるし
ただね、だんだん腰が痛くなってきてね…
それはご不便ですね…
なんとかしたいですが…
聞けば桶にポンプで一度溜めてそれをジョウロですくって畑にジョウロで水をやっているとのこと。
ここでいうポンプとは送りポンプのことで水中ポンプや圧力ポンプと呼ばれるものです。
一般的な井戸ポンプと違って
お水を使っているときだけ汲み上げてくれるということがありません。
今回の送りポンプはエンジン式だったので、エンジンを切ってしまうと水を送ってくれません。
かといってずっとエンジンをつけていることもできません。
エンジンがかかっていれば、その間はずっとお水を送ってしまいます。
ということは桶に水をためるときにエンジンを起こして桶が満タンになるとエンジンを止め、使ったらまたエンジンを起こす。
この繰り返しです。
しかも桶が小さくジョウロで6回7回分で空になってしまうそうです。
考えただけで不便です。
なかなかの労力になります。
たしかに蛇口があったらどんなに便利か…
でも公道があって水道管がひけない…
考えた結果、井戸の上に井戸ポンプを載せそこに蛇口をつけることにしました。
これで蛇口をひねればお水が出てきます。
施工前と施工後の違い
いままでと違うところは蛇口をひねったときだけポンプがまわり、つかっていないときは
ポンプはぴくりとも動かないという点です。
わざわざエンジンを一回一回起こす必要から解放されます。
この蛇口の先にホースをとりつけ畑までひくことにしました。
道といっても私道ではないだけで田舎道ですので滅多に車は通りません。
水やりもそんなに長くすることもないので、みずやりの間だけホースをひこうと考えました。
蛇口をひねって、ホースの先端のシャワートリガーをひけば水がでてくる仕組みです。
施工後のお客様とのやりとりの紹介
おお!
これはよかね!
直接水やりできるばい。
じょうろでやらんでもようなった!!
ありがとうございます!
喜んでいただいて何よりです。
よかったです。
というわけで井戸を有効活用できてよかったです。
でもお客様が喜んでいただけるのが一番うれしかったです。
こういった事は、経験とお客様自身に起きている不便をどうにかしたいという考えがないとなかなか浮かばないかもしれませんね。
なんとか良い案をご提示し、施工することができてよかった。
他の地域での井戸ポンプの修理事例の一部を紹介
他の地域でもこうやって井戸ポンプの修理をさせていただいています。
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