今回は佐賀市内の住宅のお客様から電話にて問い合わせいただきました!
なんだか、水道代の料金が少しおかしい気がするという事だけどどこが漏れているかわからないという事でした。
漏水については、おおよそ以下の内容で調査を行います。
- 視覚的検査:
- 最初に、漏水の兆候が見られる場所を視覚的に検査します。だいたいトイレ、給湯器が多いです。
- 壁や天井の湿った部分、水たまり、カビの発生、ペンキの剥がれなどが目安です。
- 床下の点検
- 専門的な調査:
- 特殊な音響機器を使用して、壁や床内部の水漏れの音を探します。
- この方法は、目に見えない漏水箇所を特定するのに有効です。
漏水の調査は、早期発見と対応が重要です。
見つかった漏水はすぐに修理することで、建物の損傷や修理コストの増加を防ぐことができます。
漏水しているのは間違い無さそうという事ですが、どこが漏れているのか?というのはなかなか一般の方はわからないのが実情ではないでしょうか?
とはいえ、今回は、大まかな場所の特定は比較的わかりやすかったです。
特定の箇所だけ、ほんの少しだけ柔らかい感じや、湿った感じがありましたのでそのあたりを掘ってみた所、ビンゴでした!
以下の動画は、漏れている箇所がはっきりと分かる動画です。
今、元栓しめているんですが、ちょっと開けてみますね。どのくらい漏れているかわかると思いますので、やってみましょう
おもしろそうですね。カメラで撮影してもいいですか?
もちろんです。ではこれから元栓開けてきますので、撮影お願いします。
そのときの動画です。
(現場の状況などによって、確認する方法や、やり方は変わると思います)
とにかく漏れている箇所を見つけることが大事です。
発見することが作業の8割~9割。
発見してしまえば、あとはその箇所を補修するだけです。
動画を見てもらえればわかりますが、パイプのつなぎ目から漏水しています。
水道管から漏水している場合は継ぎ目のところからと相場は決まっています(絶対とはいいませんが)
という事で、まずはそのつなぎ目を切断します。
↑このソケットと呼ばれる継手から漏水していました。
しっかり接着できておらず、甘かったのかもしれませんね。
漏水箇所を切断して、給水管を交換しました。
土に埋まっている配管は遊びがないので、ユニオンをいう部品を使用してパイプを継ぎます。
このあたりは技術的なところですので、なんとも言葉で説明するのが難しく、割愛しますね。
とはいえ、漏水箇所を見つけるのが一番難しく、漏水箇所を見つける作業に比べたら修理なんて簡単に思えます。
水漏れが起きていないことを確認して、更に元栓のメーターも確認して問題なければ、パイプから近い距離にある所の水を出して出てくる水に問題が無いかを確認します。
そして、問題がなければ、この後、周辺に溜まっている水を可能な限り除去して、埋め戻して終了です。
佐賀市の漏水による水道料金減免について
漏水に関しては、水道局に申請をすれば、高くなってしまった水道料金が一部免除してくれます。
これを減免申請をいいます。
この代行もえがしら水道メンテナンスでは行います。
ただし、DIYで自己流で修理した場合、この上がった水道代については、減免が認められない場合もありますので注意が必要です。
今回は佐賀市のお客様でしたので、管轄は佐賀市になりますが、以下の条件下だと、減免が認められない事になります。
- 目に見える箇所の漏水
- 市指定工事店以外で修繕工事を行った場合
- 漏水の修繕が完了していない場合
- 漏水と知りながら修繕工事を怠っていた場合
自己流のDIYの場合、指定工事店では無い場合減免の対象外になってしまいます。
ちなみに各地域水道局によって減免の要件が微妙に違いますが今回のようなケースは間違いなく減免対象です。
ただ「自分で修理しました」となると水道局からすると「本当に直ってるの?」と心配になるので指定工事店でちゃんと修理してねってことだと思います。
こういった事も起きるので、漏水については早めに当店のような水道工事許可をもっている会社に依頼するのが早いと思います。
水道工事については、自治体などの許可が無いと工事は基本的にはできませんので、怪しい営業や、極端に安いとうたっているサイトや広告の事業者などには鵜呑みにせず一度、弊社えがしら水道技術メンテナンスへお問い合わせください。
現場確認だけでもとか、相談だけでも、可能な限り出向きます。
という事で、今回は佐賀市の住宅での漏水調査と、漏水の修理工事の紹介でした。
それでは!