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吉野ヶ里町 洗面所の蛇口を修理 交換させていただきました!

お世話になります。

水道屋の江頭です。

 

今回のご依頼は洗面所の蛇口の故障です。

 

水漏れがしているとのことで、お問合せいただきました。

 

洗面台から水漏れ発生!どこから水漏れ?

洗面台から水漏れしています!

江頭
えがしら水道

それは大変です!ずっと漏れていますか?それとも蛇口を使ったときだけでしょうか?

今のところ、蛇口をつかったときだけのようです。

江頭
えがしら水道

わかりました!洗面台のボウルの下は収納になっていると思いますが、収納部は濡れていますか?それとも洗面台の下の床が濡れていますか?

はい、扉を開けて収納部が濡れています。

江頭
えがしら水道

ありがとうございます。それでしたら蛇口か、もしくは排水管からの水漏れでしょう。とりあえず洗面台を使用しなければ、大事にはならないはずです。

 

洗面台の水漏れで考えられるパターンはいくつかあります。

まずは何が原因で、どこから水漏れが起こっているのかを見極めなければなりません。

 

①蛇口から漏れている

②排水管から漏れている

③排水管がつまって逆流している

だいたいこの3つです(※すべてではありません)

 

 

なかでも一番多いのが①蛇口の水漏れです。

今回も蛇口の故障による水漏れでした。

 

ちなみに、②排水管からの水漏れというのは

このトラップとよばれる部品が劣化してしまい、水漏れするパターンです。

 

また、トラップは分解できるので、「物を落としてしまったり掃除のために分解したまではよかったが、取付かたが上手くいかず水漏れしてしまう」というご依頼も多いです。

 

①蛇口の水漏れと②排水管(トラップ)からの水漏れは、洗面台の扉をあけた収納部が濡れます。

 

それに対して③の排水管のつまりの逆流は、洗面台の下が濡れます。

洗面台の下から水が出てきました!床がビショビショです!

収納部が濡れていないけれども、床がビショビショだという場合は、つまりである可能性が高いです。

 

 

洗面台の水漏れは大きくわけて、だいたいこの3つであることが多いです。

 

今回の原因は蛇口からの水漏れでした

 

洗面台の扉をあけた写真です。

タオルを敷いてあるところが濡れるそうです。

ホースのちょうど弧の頂点部から漏れています。

正確には「頂点部から漏れているように見える」が正解です。

 

これは、洗面台の水漏れのパターンで一番多いパターンです。

 

(こちらのお宅様の洗面台にはついていませんが)ホースの下にカバーのようなものついていたりしませんか?

例えば、こんな感じです。

 

これは万が一ホースから水漏れしたときに、それを防ぐための「水受け」なんですね。

水受けが備え付けられいるということは、ホースからの水漏れが大いに想定されるということを意味します。

 

こちらのお宅様もホースが経年劣化し、亀裂が入ってしまい水が漏れるようになってしまいました…

 

修理方法はホースを取り換える。

もしくは蛇口本体を交換する。

場合によっては洗面台ごと交換してもいいかもしれません。

 

今回は蛇口本体を交換することになりました。

理由はこちらです。

蛇口に「MYM」とあると思いますが、10年以上前に無くなってるメーカーだったからです。

 

厳密にいえば、引き継いでいる「KVK」というメーカーがありますので、ホースだけ交換できないか問い合わせることはできるのはできます。

 

お客様に、お伝えしたところ総合的に考えて、蛇口本体を交換したほうが良いというお考えでした。

 

これから洗面台蛇口を交換します!

こちら蛇口を交換します。

蛇口から水を出すと、下のホース部から水漏れがします。

 

交換しますので、まずは蛇口を外します。

蛇口を外すには特殊工具が必要で、このような工具を使用します。

私は「立カラン」と呼びますが、正確な名称はわかりません…

たしか3万円くらいしたような…とにかく高かった記憶があります。

 

蛇口の裏側にあるナットに、この金具をあてて使用します。

洗面台の陶器ボウルの裏側の写真です。

ナットで陶器を挟み込み、締め付けていることで固定されているんですね。

 

この挟み込んでいるナットを、金具を使用して外していきます。

ナットに金具をあてて半時計回りに回すと、ナットが緩み、蛇口を外すことができます。

 

このように狭いスペースではレンチが入りません。

ですからこの特殊工具を使って外すのですね。

 

これは道具がなければ蛇口を外すことができませんので、業者に依頼するほうがいいと思います。

ナットを外すし、蛇口を取ります。

レバーの方も、同じ要領で外すことができます。

無事に外すことができました。

綺麗に外すことができ、ホッとしています。

 

と申しますのも、たまにナットが固くなってガチガチなときがあります。

「全然はずれない…」

 

たまにそんな時もあります。

油をさしたり、軽く叩いてみて様子を見たり…それでもガチガチで動かないときがあります。

 

そんな時はグラインダーで切断するのですが、陶器を傷つけてしまわないか、切り粉が飛んで壁を汚さないか慎重に慎重に行わなければなりません。

 

ですから今回の現場もそうですが、まだ蛇口が綺麗に外れたというだけではあるものの、もう8割方終わったような気分になってしまいます。

 

外れた穴に、新しい蛇口を差し込みます。

 

ビジュアル的には完成の写真の同じですね(笑)

さきほどと逆手順になりますので、今度はナットを締めこみます。

 

締めるときも同様で、金具でしっかりと締めこみます。

蛇口を固定できたら、給水管と給湯管の接続です。

 

止水栓という金具です。

このハンドルと絞ると水が止まります。

いわゆる洗面台の元栓の役割をするためのものです。

 

通常は蛇口を交換するときは、止水栓交換を推奨しています(絶対というわけではありません)

 

 

また、指で触っている金色の金具があるのがわかりますでしょうか。

これはザルボといって、給水管の長さの微調整をするときに使用する金具です。

 

今回蛇口と止水栓の距離が遠く、給水ホースが届きませんでしたので、ザルボで調整しました。

さきほどのザルボのおかげで、きちんと給水ホースと給湯ホースが止水栓とつながっています。

一般的に左側がお湯、右側が水です。

これで完成です!

特に想定外のことも起こらず、スムーズに交換することができました。

ありがとうございます!

 

費用はいくらかかったのか

洗面台用蛇口交換ですが、写真の蛇口でよろしければ、

25000円(工賃、廃材、消費税込み)です。

 

今回は止水栓の交換はしていませんので純粋に蛇口の本体交換のみの費用です。

 

蛇口の形状やグレードによっても金額が変わりますので、気になる蛇口や取り付けたい希望の蛇口があれば、お気軽にお問合せください。

 

ちなみに25000円も出すならもう少し頑張れば洗面台本体が買えるじゃないかという方もいらっしゃいます。

安い洗面台なら丸ごと交換して7万円(工賃、廃材料、消費税込)くらいでしょうか。

 

そこは使用年数や劣化のし具合によって、検討してみてもいいかもしれませんね。

 

それでは!